無事博物館見学を終え。 週末を迎え。 帰国の水曜日が視界に入ってきた。 火曜日は、コルフ島に戻ってPATOUNIS SOAP FACTORYに再度訪問し、別の工程を見せてもらう約束というか、約束できないけど、hopeレベルで。。。という話をアポストロス氏としてたので、月曜は移動に使うので、その週末は特に予定がないのでした。 ふと我にかえると、パイばっかり食べて、かっさかさの自分がいたので、おいしいもの食べようと町を散策。 歩いていると、古い建物を改装して、カフェにしてます風のカフェを発見して、入ったら、カフェってコーヒーとケーキと、トーストくらいしかないんすね。そうだなんで気がつかなかったんだろう今まで。いや、港にあったカフェにはgreek saladあったのに。。。と、カフェとタベルナの区別を学習して再度散策開始。 散策中に、石けんが目に入って、ご飯食べるのを忘れてしまった。 ホテルに石けんを置きに戻って、再度タベルナ探し。 港沿いでご飯を食べてる人を発見して、そこに入る。 チーズとハムの盛り合わせを頼んだら、こっちにしなよとフライドチーズに誘導された。 たこのパスタを頼んだらないといわれ、貝のパスタに誘導された。 フライドチーズはおいしかったけど、パスタがなかなか出てこないうえに、メンが乾燥していたのでがっかり。 でもお腹いっぱいだからこの日は終わり。
Category: 旅行記
Kalloni(カロニー)
大きな地図で見る Plomariから戻って、Lonely Planet Greeceを見ていると、ちょうど博物館のコラムがあった。 “The Museum of Industrial Olive-Oil Production in Lesvos”という名の施設で、MytiliniからKalloniへ向かい、途中Agia Paraskeviへの道を折れ、3.5kmくらい進むとある。Agia Paraskeviまでいっちゃうと行きすぎ。 It’s not terribly well signposted. とある。 そんでもって頭の中が石けん石けんとなっちゃってたのですが、オリーブがメインで、オリーブオイルの生産物としての石けん。という立場であることを再確認。 翌日が金曜日ということもあって、通常通り営業してない店も多い気もしてきて、こんな紛らわしいところに行けるかどうか不安。とくにPlomariでちょっとやられてしまったのもあってすぐに同様のチャレンジをする気にならないが、土日は1日1本だからこの日にかけるしかない。と思い行くことにしました。 朝、住所とバスの時刻表をもって旅行案内所に行って、行き方を相談して出発。といってもMytiliniからKalloni行きのバスがあるから、Kalloniでまたきいて。と言われてしまった。小さな町で英語通じにくいという不安もあったのですが、ビーチ情報ならともかく、オリーブオイルについての情報が観光案内所では手に入らないのでしょうがない。 前日と同じバスターミナルでKalloni行きのチケットを購入。 Kalloniまでの道はオリーブではなく松っぽい木が多く植えられていました。 蜂蜜採る箱もおいてありました。 Kalloniまでの途中、Agia Paraskeviへ続く道っぽいところに広場があり、そこで待ってる別のバスがあって、一部の人がここで乗り換え、Agia Paraskeviっぽいところへ向かっていきました。ここで乗り換えようとおもったけど、運転手も車掌さんも英語が通じず確認できなかったのでKalloniまで行きました。 Kalloniにおりると、特徴のない町だと思いました。そんでもって観光案内所もないし、とにかく観光に関する店がなにもない。半泣きでNTTみたいなところのオフィスに入って、指差しギリシャ語にぎりしめて、とりあえず、英語話しますかというと話すというので、相談。 博物館もしってるし、博物館まではタクシーしかもうないよーと言うので、タクシーなんかいないじゃーんといってみたら、呼んであげると言って電話してくれました。30分くらいかかるからここでまってなよといって席を勧めてくれました。どこからきたの。日本からきたの。遠いとこからきたね。なんかのむ?のみたい。なに飲む?フレドエスプレッソ。というとまた電話してくれてしばらくするとフレドエスプレッソが届き、おごってもらいました。そんなつもりじゃなかったんだけど男前がお金はらってるので、ありがとうといっていただきました。 タクシーにのっているとやはりAgia Paraskeviへの道と疑った道はAgia Paraskeviへの道でした。しばらくするとタクシーがとまった。ここ?か。と。やはりちょっと分かりにくいけど、大きな煙突があるので、それさえわかればなんとかなったかも。博物館までいくと、受付のお姉さんが「博物館にきたの?」と驚いていた。お客さんは私ひとりしかいなかった。遠くまできたなと思いました。 博物館は、オリーブオイルミル+プレス工場の廃墟をリノベーションして、博物館にしたもので、結構きれいでした。これは、オリーブの未を保存する建物で、小さな部屋が長屋見たいになっていて、その長屋が数個ならんでいる状態で、小さな部屋がガラス張りになっていて、写真や道具がディスプレイされていました。 パソコンが置いてあってメカニズムを3Dで説明してくれていて、よくわかった。やっぱ動画から得られる情報は多いなー。置いてあるだけとか写真じゃ分からないもんなー。パンフレットがあってので購入。後メルマガも登録してきた。良い情報がきますように。 タクシーに2時間後に迎えに来てもらうようにしたのだが、当然のように遅れてきたというか、行きしのおじさんと違う気がしたのだけどとりあえず乗って、Kalloniにもどってコーヒー飲んで、バス停でバスを待ってたんだけど、戻りのお客さんが私以外にいない。いやな予感がしたけど、ここが降りたところだし、とりあえず待った。 ら、50m先の通りをバスが通り過ぎた。 血の気がさーーーっとひいて、後を追いかけたけど、その通りに出ると、バスがいなかったので、ぐるっとまわってもどってくるのかなと思ってまたバス停に戻ったけど、全然こなかったので、とりあえずバス会社に電話していると、私の近くでタクシーが止まって。 You wait at the wrong place. The bus left. と。いうので、思わず日本語で「やっばり?」と答えてしまいました。 私がKalloniと思っていたのは、Kalloniの一歩手前の場所で、帰りは止まらないとこみたいです。 とにかく乗せてもらって、追いかけてもらうことにして、(もちろん有料)、丘を越え、山を越えてるとだんだん夢かもー。と思ってぽーっとしてきました。半分くらいきちゃったんじゃないかというところでバスが見えて、ぶっぶぶっぶとクラクションを鳴らしてやっととめて、愛想の悪い運転手にどうもどうもてへっという感じで乗せてもらった。 しばらくバスが走ると、バスがまた止まって、視界にLonely Planet Greeceが入る。運転手がバスの外から受け取っているようだ。・・・私のだっ。タクシーに置き忘れてたのをまたとどけてくれたみたい。運転手さんありがとー。お礼もうまくいえずにバスがまた出発してしまいました。 Kalloniの手前の町の、電話会社の人とタクシーの運転手に、お礼を十分に言えなかった。 一生言えないんだろうな。… Continue reading Kalloni(カロニー)
Plomari(プロマリ)
プロマリへ。 前日下見しておいたバスターミナルは偽物で、港に面してない一角にバスターミナルがあった。 大きな地図で見る 市内からプロマリの始発が11時。移動時間は1時間15分くらいなので、着くのは12時15分。だが帰りの最終は15時。プロマリ滞在3時間ない。日帰りするとこじゃないんだろう。週末は1本。行ったきり帰ってこれない。オフシーズンとハイシーズンの狭間なので、どう文句をつけていいか分からない。 バスの中は年寄りも若者もびっくりするほどうるさい。いやバスの中だけじゃなくて、公共の場すべてで大声で話してて、一度博物館に行ったときは案内係が大声で誰かともめながらずっと私の横を歩いて困った。 プロマリへの道はすごくて、一面オリーブの山道をガンガンすすむ。窓を開けるとオリーブのにおいがする。たまに集落があって、一人また一人と降りていく。遺跡、ビーチ、カフェ以外のギリシャが初めてみえた。 うに。 プロマリはやはりビーチ&カフェなんですが、とっても小さい町で英語が通じない。ツーリストインフォメーションでも通じなかった。でもとにかくビーチがきれいで、底が見える。海底に映る魚や船の影まで見える。このビーチをみたあとはMytiliniの港も物足りなくなってしまいました。 分かったことは、一番近くのOlive Millまでは遠く、10kmくらいの山の中とのこと。 博物館はプロマリにはないということ。 プロマリの町なみもまたきれいで、港と山と斜面にはりつく家が、他のどの町よりギュッと詰まった感じでした。 斜面の家は上の方にいくには、坂ではなく階段しかなく、車が通れません。厳密に言うと、一番下の海岸沿いの道と、それより一段高い道だけ車が通れて、それより上には車は通れないようです。
Mytilini(ミティリニ)
さて。レスボス島の中心Mytilini(ミティリニ)ですが、ここもきれいで、港を中心に山が囲んでいて、斜面に家が張り付いて広がり、細い入り組んだ道と、自動車用の太い道。花や、実を実らせた木がそこらじゅうにあって、肥えた土地なんだなと分かります。ギリシャのお酒ouzoの最大の産地でもあります。 大きな地図で見る ここにも城塞がありました。トルコに占領されていた時代もあるそうで、トルコ風呂の遺跡もありました。ここに住む人々もトルコ人ぽく見える気もするんだけど。ひょっとしてしゃべってるのギリシャ語じゃなくてトルコ語とかあるのかなー。むー。 町を歩いていると、魔女の宅急便で、城塞にいると、ラピュタな感じがします。ケルキラ(コルフ島)もミティリニ(レスボス島)も。歩いているとなぜか頭の中でゆーみんの「やさしさに包まれたなら」が流れました。 そうそ。日本人に会わないところは初めて。コルフには1組のカップルがいたのに。中国、韓国、台湾の人もいません。みんながめずらしそうにしているのが分かります。ハイシーズンもそうなんでしょうか。 そういえばもったいないようにも聞こえますが、夕飯はホテルの部屋で、パンとか、ハムとか、りんごとか、ぶどうとか、お酒を食べたり飲んだりしています。夜一人歩きはしないようにしようと思うので、昼ごはんがメインになります。ですが、昼も移動やら雨天で、まともにたべられなくて、今日やっとグリークサラダをいただきました。 あとたこ食べたいなー。ムサカかパスティッチョというのも。 おなかすいてきた。明日も朝からプロマリに移動だし。たいしたもの食べない気がする。
コルフ島からレスボス島に移動
コルフ島からバスでテッサロニキに移動、早朝に出発。 コルフ島はイオニア海側。イタリアに近く。 レスボス島はエーゲ海トルコ近くにあります。 左はしから右はしへの移動でした。 バスチケット売り場で言えばフェリーのチケットも買えたらしい。コルフ島と本土と移動する場合、フェリーも当然いるのに。。。いきしのアテネのバスターミナルのお姉さんはキレてたから提案してくれなかったのかな。 テッサロニキはアテネに次ぐ第2の都市で、北部のハブになっているらしい。ここを発着とする長距離バスもたくさんある。国境を超えるバスもたくさんある。バスターミナルについて、ターミナル内を一回り偵察したらすぐに空港へ向かうバスに乗り換えた。空港にいくまでに、市内を通るのだが、大きな都市で、都市+観光地を兼ねているアテネよりも、観光地化してないテッサロニキの方が都市っぽい印象を受けました。 空港について、前日に調べておいた航空会社の受付にいって、チケットを購入。その後フライトまでの余った時間でレスボス島のホテル予約をしようと思ったけど、ガイドブックに書いてある電話番号が間違っていた。他のは実際の建物をみてからきめたかったので、結局予約せずに向かった。 6時発で7時にレスボス島に到着したところですっかり暗いことに気づいた。 さらにバスのタイムテーブルが英語表記じゃない。 近くの人を捕まえて、バスの乗り方を教えてもらった。 1時間くらい待って、やっとバスがきた。 1時間くらいあてもなく待つが余裕であることに気づく。 別にバスこなくても朝まで空港にいればいいし。その方が安全なんじゃないかと思えてきた。 市内へ移動の際、バス内アナウンスがないし、夜に降りるところ失敗したくないので、隣の人と、バスの運転手さんに市内の中心でおろしてもらうようお願いした。みんな親切。話しかけるとにこっとしてくれる。 市内は、港にそって道があって、その外側にずらっとカフェがならんでいる。みんなお酒を飲んでにぎやかになっていました。1件目のホテルは満室で、ダブルしか空いてないとのこと。2件目は満室、3件目も満室。でも受付のお兄さんがいろいろが教えてくれるのですが、誘導されてとまるのやだなと思って、1件目のホテルのダブルに泊まりました。 朝起きると、目の前が港でさえぎるものがなく、南向きのようで、太陽が正面から照り付けてきて目があかないくらいまぶしい思いをしました。さらに気温も高く、まだハイシーズンだからホテルが空いてなかったのかもと想像したけど、ただ私の部屋が窓が開かなくて、温室みたいになっていただけで、外は涼しかったです。 1晩目のホテルの印象が良くなかったので、ホテルのグレードを上げて探す。ネットで検索してみたが、どこもだめで、地元の観光案内で聞こうと思ったけど、念のため泊まりたいホテルに電話したら部屋が空いてた。 チェックインして、町を見て回って、そういえば、部屋の値段聞いてない!と思って 聞いてみたら想像の半額だった。わーい。 ここはでも英語表記も少ないし、英語をしゃべる人がすくない。 外国人来ないのかな。 これには大変困っております。 でもみんな親切さは十分。 soapが通じなかったのが一番痛くて、soap museumと言ったのに、ただのmuseumを紹介されてがっかり。あんなに何度もsoap soapといったのになー。発音がだめなんだろうなと思って、ギリシャ語でさぽーにというんだと分かって、次はざっくりとレスボス島のさぽーについて知りたいといったら、通じた。ソープっていうか、ショープ。ぽいかも???やはりプロマリに誘導された。でもやっぱビーチの情報はすぐ出てくるけど、石けんの情報はあまり引っ張り出せない。 むしろ、コルフを出る前にアポストロスさんのところに行って、聞いた話の方が、より詳しくて。レスボス島って石けんの発祥の地って知ってる?って聞いてみたら、知ってるも何も。あれは言ってるだけで、本当はフランスのどっかなんだよ。と。 もともと石けんらしきものは、昔の人が、肉を焼いて、肉の油が灰と混じったときになんだかこれで汚れが落ちるよと気づいたのが起源で、(この話は私も知っていた)。 さらにその後、ゲル状なためにポマード代わりに使われて、それでフランスのどこかの人が塩を入れたら固まることを発見したんだよと。 それにレスボス島の石けんは、貴族が自分のために作らせたもので、贅沢な石けんで、ラグジュアリーなもので、コルフの石けんはもっと庶民的なんだと。洗濯とかね。 現在はほとんどの工場はリノベーションされてて、添加物もはいってるよ。 と自力調査では届かないところまでもう知ってしまったんです。 でもまあ博物館があるし。みてきますね。といってお別れしました。 アポストロスさんはいろんな石けん情報を持っているし、道具も石けんもいろいろ収集したり、送られてくるので、展示場を作りたいなと思ってるんだと言っていたので、できたらまた来たいな。 今丁度停電があって、港のこっち側の建物が真っ暗なんですが、このホテル自家発電できるみたいでよかった。
パレオカストリッツア
地元の人と話する機会があると、パレオカストリッツアいったか。 と聞かれるので、きっといいところなんだろうなと思っていってきました。 島の北西に位置するビーチです。 エメラルドグリーンのきれいな海でした。 近くに修道院があるというので、いってみました。 修道院は昔からワインとか、クッキーとか、石けんとか、ポプリを作って売って運営の足しにしてますよね。ね。イタリアのローマとかフィレンツェでも修道院の有名な石けんもあるので、ギリシャの修道院にも何か面白いものがあるかもしれないと、期待していったのですがビンゴ。 古いオリーブプレス機が展示してありました。右側のでぐるぐるとして実をつぶして、左ので押し付けて絞るらしいです。 またこの修道院。ねこを餌付けしていて、10匹近くおります。また人なっつこくて、1匹の写真を撮ろうとしてしゃがむと、背中に乗ってきた子がいました。
PATOUNIS社訪問 しゃべり足りない
製法の紹介。 自宅で素人が作るのがたいていコールドプロセスという熱を加えない方法。PATOUNIS社をはじめ石けん会社はホットプロセス、ヒートプロセスという熱を加える方法で作ります。 日本では、ホットプロセスという言葉を良く聞いていたのですが、彼はヒートプロセスといっていました。聞き間違いじゃなければ。 またこういった熱を加える方法は早くけん化が進むから企業はそれで作ってるんだとも聞いていたのですが、彼は、コールドプロセスは型入れまでに1日くらいだけど、ヒートプロセスは1週間くらいかかるし、こちらの方が手がかかると言っていました。実際に作り始めてから出荷までに6ヶ月かかるそうです。 石けんの紹介。 PATOUNIS社で作ってる石けんの紹介。 一番左のグラデーションになっている4つの石けんは、同じもので、乾燥期間順に並んでいます。乾燥して小さくなり、反り、茶色になってきています。 左から、100%ピュアバージンオリーブオイルで作ったオリーブオイルソープ。 80%のピュアバージンオリーブオイルと、20%のパームオイルのオリーブパームソープ。パームオイルであわ立ちが良くなるそう。 オリーブポマースオイルといって、搾りかすからさらに絞ったオイル100%のグリーンオリーブソープ。表面は茶色ですが、中はいつまでもオイルの緑が残っています。Apostolos氏一押し。ただし彼の父つまり4代目はオリーブオイルソープを一番とおっしゃってたそうです。 ビーカーに入っているのが実際に使っているオイルのサンプル。 けん化のしくみを化学式で。 詳しいことはわかりません。でも化学なんだよということ。 ラボ。石けんに使うオリーブオイルの質を調べたり、液体洗濯石けんの開発を行っているそう。実際に一種類調べてもらいました。この部屋に入れたのが前エントリーでいったドイツ人の好奇心のおかげ。このあと事務室にもはいって、金庫内の写真まで。金庫内は許可があったから写真をとったのですが、中身ではなく、金庫本体が博物館もので、大昔、3人の主要人物がそれぞれ持つ鍵を同時に回さないとあかないようになっていました。 入ってすぐある石けんの販売所。シンプル。 ビニールのパックしてあるのとしてないのがあり、日本は湿度も高いし、パックしてあるものを購入しました。でもやっぱもっとかいにいく。 今日も偶然かばんの中身を探るために立ち止まったところがお店の前で、(気づけ自分)お店は休みなのですが、中で木箱を作っていたそうで、私に気づいてでてきてくれました。はたらきものだなー。 PATOUNIS社の製品の50%は日本に輸出されるからか、ギリシャを訪れる日本人が相当良いことをしたのか、日本人ということで、とりわけ親切にしてもらいました。 工場見学に行った日には、なぜか地球の歩き方(日本語版)がでてきて、コルフでおすすめのパトリカストリッツアのページをコピーしてくれました。さらに、4年ものの非売品のオリーブソープに、オリーブの絵をこれまた手で描いた用紙で包んだものをくださり、一緒にいたドイツ人の方には丁寧に断っておられました。また、オリーブも自分のところで絞ってるんですかと聞いたら、見たいならぜひ見せたいんだけど、今収穫にはちょっと早いんだと残念でした。これから寒くなり、雨も多くなる10月末から、翌年6月くらいまでが収穫の時期だそう。 工場見学ですが、来週は休閑週で、再来週に作業開始とのこと。残念。再来週の前半帰国なんすよね。このまま最後までコルフにとどまるか、どっかいって、また戻ってくるか。とか考えてしまう。 こうしてブログで文章にしながらも質問したいことが出てきた。
PATOUNIS社訪問
念願のPATOUNIS社訪問。 中に入って、すぐは石けん販売所となっており、お姉さんに自己紹介して、見学したいと伝えたら、奥からこの工場の5代目のApostolos氏が出てきて、メールをくれてたねーといって、奥の工場に案内してくれました。 先客のドイツ人女性2人とそのお子さん2人と私の計5人で説明を聞くことに。この方たち物怖じしないので、私も恩恵を受けました。 工場内、手前は石けんを干す場所になっていて、その奥が作業場。というシンプルなもの。この写真は工場奥の作業場の様子です。この小さな工場から世界を魅了する石けんが作られるのですね。この日はある程度固まった石けんを切って、一個ずつ取り分けて干し台に乗せるという作業をしていました。 奥にはかまが3台。1番古い(中央右はしごのかかってるもの)のはもう動いていないが貴重なので保管しているもの。a living museumとおっしゃってたのですが、まさに。そんな感じです。歴史があって、でも今もちゃんと生きていて、かつ魅力が衰えないものがほかにあるのかなかと思うと、ここにいる貴重さにどきどきしました。2番目に古いかま(左上赤茶のもの)はまだ使っているか、まだ使えるか、どう言ったか思い出せない。1番新しいの(中央シルバーのもの)はメインで使っているものだそうです。
コルフ島への移動
バスターミナルAと、バスターミナルAへのアクセスを間違えつつも何とか正解を把握。 コルフ島までのチケットは電話で確認したところ、バスターミナルAで当日とれそうだったので、出発より少し早めにいってとることにしました。夜便というと10時というので、ガイドブックと違うなと思いながら電話をきりました。 7時くらいには暗くなり始めるので、うろうろしたくない。バスターミナルAでlonely planet でも読んですごそうと思ってバスのりばへ向かったのですが、この日は雨がふったりやんだりで。路面がぬれてて、滑って転んで、水溜りにずるっといっちゃいました。痛い。痛いよう。でもギリシャ人やさしい。通りすがりの人が大丈夫かと立ち上がるまでまってくれて、気をつけねといって去っていきました。 8時ちょい前にターミナルAにつくと、ちょうど8時に出るのがあるというのでそのチケットを購入。ガイドブックよりもちょっと安い。時刻表をもらおうと思っていたけど、受付のお姉さんが同僚の男の人たちにキレまくりでこわかったのでやめました。 無事出発。バスは普通っす。日本の夜行バスじゃない。ライトが白と青でギリシャ国旗だなーと。あと休憩時間が長い。特記することはこれくらいです。 アテネからイグメニッツア経由でコルフにいきました。 朝3時半くらにおこされたらイグメニッツアの港。さらに外ははげしい雨と風。 すると突然ドアが空き、数人が降りていく。ついていくしかないと思いついていったらフェリーのチケットを買ってる。ガイドブックよりチケット代が安かったのはそのせいらしい。しかも複数あるチケット売り場の一番はじっこの雨が当たり安いところだけが開いてる。くそうくそう。 さらに雨が激しくなったので一度バスに避難。 だけどまた再チャレンジしてとうとうゲット。 びしょぬれだけど、ブランケットを荷物入れにいれちゃってて、さらにフェリー内は寒く。震えてコルフに着きました。 運よくコルフについたころには雨が上がっていました。 ただ朝6時でまっくらなだけ。どこにも行くあてがないだけ。 ターミナルのカフェでココアを入れてもらい、夜明けまで粘りました。 ブランケットが戻ってきてるとはいえ寒かったー。 8時に開くというインフォメーションにいってみたけど開いてない。 ネットカフェも開いてない。 なんとなくわかってました。 だって夜明けが7時半くらいだもんね。 開くわけない。 ぶらぶらとあるいていると、町並みがものすごくきれいでテンションがあがってきて、散策に切り替え。それもそのはず、私がいたのは旧市街で、世界遺産なのでした。石畳の細い道、坂、階段。建物と建物の間には洗濯物がかかっている。 エメラルドグリーンの海もごみひとつない。 魔女の宅急便のモチーフになってるよといわれても信じる信じるよ。 そういえばコルフについてから時刻表をもらったところ、夜10時の便はありませんでした。こわっ。
アテネ観光
二日目はコルフ島へ移動する予定だったのですが、朝便と夜便が合計3本しかなく、当日コルフ島のインフォメーションで宿を取ろうと思ったので、夜便にしました。朝便は早すぎておきれないだろうというのがもっとも強い理由なんですが、これが正解。 バスターミナルの場所を勘違いしてたんです。午前中バスターミナルまでのアクセスと、コルフ島までのアクセスを確認して、午後はアテネ観光して、夜出発しました。 午後のアテネ観光は、雨のため有名なところは遠くから見るだけにして、アテネに戻った日にいくことにします。 ぶらぶらとゴールを定めず歩き、疲れたらカフェでカプチーノいっぱいでねばり、現地で調達したlonely planet Greece の情報量に感動。すごいわー。 昼ごはんは市場へ。愛想の良すぎる市場の人に驚きながらも、数件しかないけど、一番客の多い店に入る。満席だったので、何度も店の前を往復して席が空くのを待ちました。 ですが、ここはギリシャ語のメニューしかなく、調理担当のボス以外はギリシャ語しかしゃべれないとのこと。先にこの店に入っていた台湾から来たというカップルが手ほどきしてくれました。 魚のグリルを注文。焼いて、オリーブオイルとレモンでいただきました。パンもついてきて、皿をすくって食べます。これに限らずなんでもグリル+オリーブオイル+レモンで食べるところみたい。 2匹食いましたよ!