ネオ・フルリオ(新要塞)

コルフ島には2つの要塞があります。旧要塞と新要塞といい、新しい古いといってもどちらも12世紀に建てられたものです。 この写真は新要塞から、旧要塞を眺めたところで、間に世界遺産に登録されている旧市街があります。 視界に入るもの全てが12,3世紀に建てられたもので埋め尽くされている時に、丁度教会の鐘が鳴り街に響き、タイムスリップしたような感覚に陥りました。 特に新要塞は保存状態が良いので、想像力を掻き立ててくれます。おすすめ。 旅が好きだと、次に、なんで旅が好きなんだろう。どこが好きなんだろう。という疑問がわいてくるのですが。 最近「こいうのに近いかも。」という話しをききまして。 生きるということに関していうと、より数多くの人生を送るのが一番なんじゃないか。その点で俳優業は芝居を通じて他人の人生を生きれるからよい。 というわけです。 旅もそんな感じなんじゃないかと思います。 別の価値観に触れ、別の常識に触れ。別の生活を送る。 なんでこんなこと言うかというと、ネオ・フルリオ内で鐘が鳴った時のタイムスリップ感があまりにリアルで、かつ、この辺から持ってたマシンの指紋認証が通らなくなったからです。別人説です。 だから一人旅が正解なのかな。 といいつつ、常識が偏見・錯覚だと認識するために旅してるような気もするんですよね。 人によっては瞑想でそれをしてるんだけど、とりあえず体が動いてしまう人のために旅がある。 のではないかと思ったりもします。 現実逃避じゃないですっ。 鉄砲穴からねらってみる。 ギリシャ国旗。青と白ってギリシャぽいなー。わかるーわー。 この辺の平和っぽさが、ラピュタに最初に降りた時の様子に似てる。

Kerkyra(ケルキラ)

Kerkyra(ケルキラ)はコルフ島の中心の町の名前です。 コルフ島を去る日に、PATOUNISに行って、今週はもうとくに何もやらないって言ってたけど、来週なんか他のことやるなら戻ってきたいのですが、と言うと、Apostolos氏が考え込んで、なんかしつこいこと言っちゃったかなーと思ってたら、工場内に連れてってもらって、石けんマシーンのバルブがリークしてて、発注済みなんだけど、ドイツから届くのまってるんだけど、バルブが壊れてても使えるんだけど、(直してから次の作ろうとしてたんだと思う)。とりあえず、今はどうなるか分からないけど、水曜日から木曜日に、月曜か火曜に他の工程が見せれるか確定できるのでその頃連絡頂戴。と言ってくれました。 ということでレスボス島にいる間に連絡を取ると、火曜日に釜だしするよというので、コルフ島に戻ってきたわけです。 7時開始。ちょっと遅れて行くと、とっくに職人さんたちが、作業を進めておりました。 今日の出来はmediumとのこと。道具にくっつくのだそう。 1) 釜から、柄のついたバケツで石けんをすくいとって、モールドにそそぐ。下の人はヘラのようなものでザクザクとモールド全体にならしていく。 2) ペローンと表面をすくって、量を一定にする。余分なのは、下のモールドに落とす。 3) 深さを確認。 4) 女性にパス。板で押して空気を抜いたり、表面を平らにする。みしっみしっとリズムよく進む。 5) 後ろに鍋が火にかけてあって、沸騰はしていない。ただの水(湯)だそう。容器ですくって石けんの表面に流し、小さな板で表面を撫でて滑らかにする。最初は隅、次に中央。これも同じリズム。お湯は下のバケツに落ちる。 終わったモールドは工場内に積んでいました。 女性の5)の作業が終わるころ、男性2人の3)の作業が終わり、男性はまず、女性のモールドを横に積みにいって、自分たちのモールドを女性に渡す。自分たちが先ほど余分な石けんを落としていた下のモールドを一旦床に置いて、新しいモールドを持ってきて、作業台に置き、下に置いたモールドを上に乗せて、1)に戻る。 全部積み終わったら、布をかぶせて終わり。 翌日はnational holidayとのことで、その翌日にカッティングとスタンピングとのこと。 むわー。チケットが半オープンで、15,000円で帰国日移動できるやつだったんですが、結局、2日のばしただけでは完全に満足できるまで見れるわけじゃないし、次回にしようと思いました。なんつっても窯から出す前の作業みてないからね。cookという単語ひとつで片付けられる1週間の作業を見たい見たい見たーい。 作業中男性2人は世間話に花が咲いているよう。女性は黙々と。 何度かApostolos氏もみに来てみんなで相談する様子も。 camera…………….camera……………………………….. video…………..camera……………………………………. camera………………………………………………………. と言ってカメラの話?と思ってると、そのカメラ(もちろんOLYMPUS PEN E-P1)いくらなの?とか。 何倍ズーム?とか。一眼レフって英語でなんていうか分かんなくて本当残念。 いつでも自慢できるように一度調べたんだけど、長期記憶に保存できてないようで。 この夏でたばっかのかなりいいやつなんですと。言っておきました。 もとい。石けん。 途中で、フランスの博物館が、作業の様子をDVDにして博物館で流してるやつがあるんだとということで見せてもらうことに。 あともう1本もみせてもらった。オーストリアかドイツでまったく内容はわからなかった。 DVDの中ではかまが2番目に古いのを使っていて、4世代目のお父様も健在のころの映像で、数年前とのこと。 このかまが使われているのみたいなー。 2番目のかまは木製のオールみたいなので、人力でかき混ぜていた。 1番新しいかまはたぶんミキサーみたいに中に混ぜるのついてるのです。 温度調整もたぶんできるんす。 2番目のかまは、どうやってたのかな。かまの下の方に穴のあいた引出しあるけど、薪かな。 ガスかなー。 激しくお礼を言って、最後の最後にお土産のカントリーマームとプチ大福をわたして、さようならしました。 ありがとー。ありがとー。ありがとー。 最後までこれも長期記憶に定着しなかった言葉。 ギリシャ語でありがとうは、エフハリスト。 1か月とか2か月とか部屋借りてまたきたいな。コルフ。

レスボス島からコルフ島に移動

より大きな地図で ギリシャ旅行 を表示 via Athensなんで。 ばかっぽい。 でもやっぱフェリーのりたかったし、飛行機移動はちょっぱやで見逃してる気がしてあまり乗りたくないので。 で、テッサロニキ経由か、アテネ経由にする場合、テッサロニキ行きのフェリーは週1本、アテネは日2本出てるので、これなのだ。 代理店を通してチケット購入したら、economyでいい?と言われたのでokすっといって購入。 いざのってみると、economyってデッキ!って外! 夜行便で、外って!秋のアテネは夜雨ふるはず! デッキにいるのはだいたいジプシーかも?ギリシャ人じゃない。 絶対朝までいれない。1秒でも我慢するの無駄と思って、アップグレードしようと思って、クルーに、てへっ。しらなかったんすっ。てゆってたら、ただで室内に入れてもらえました。他の人の指定席だと困るので一番後ろのはじっこで過ごしました。ですが、同様にデッキの人が頻繁にやってきて暖をとるのですが、この人達は時々クルーにデッキに戻れと言われているようでした。なので、一晩じゅう行ったり来たりするし、席を探してきょろきょろしてるし、2,3人のグループなのでかえって物騒でした。起きるたびに違う人がとなりにいるので。部屋とればよかったなー。 朝アテネ近くの、ピレウスという港に到着。やっぱり雨。ピレウスまで地下鉄があるんだけど、どこかわからない。 聞いてみると、港は広いので、そっちの方までバスにのれとのこと。重い荷物抱えて雨の中ちょっと待ってバスに乗って、地下鉄乗った。 あとは最初の方に通ったルート。ピレウス港から、地下鉄乗ってomonia駅にいって、歩いてバス停いって、バスのってバスターミナル行って、バス乗ってコルフまで。と。ただ前回は夜行バスだったけど、今回は朝出て夜つくやつでした。 バスターミナルで前回の反省を生かし、フェリーのチケットもねといったら、券売機が壊れているのでイグメニッツアで買ってくれとのこと。そうか。これが真相か。 そういえば、omonia駅付近で日本人を見つけて、久しぶりの日本人だーと思って、私も日本人だぜとにっこりしたら、話かけてくれて、しばらく話をしました。同じバスターミナルに向かっていたし、お互い一人だし、乗るバスまでお互い1時間くらいあったのでカフェでお話しました。2年弱旅を続けているという彼は正直生まれて初めて見る生放浪者。でもアジアに移動して終わり掛けていました。アフリカの話をすると目が輝くのでした。facebookを交換してお別れしました。 どうもバスは、アテネから、ペロポネソス半島にあるパトラの方にいって、橋をわたってギリシャ本土に移り、左上のイグメニッツアで移動しているようだ。コルフからアテネにかえるバスもこれを利用したのだけど、パトラだよーと社内アナウンスがあった。ただ便によって経由地がちがうようです。 途中崖が見えてきて、崖の中に修道院らしき建物があったのですが、↑はそれを通り過ぎたところの写真です。 その後川があってとんでもなく美しい橋がかかっていたのですが、これもぼーっとしてて写真撮り逃しました。 コルフについたのは夜。でも一度来てるところなので、するするとホテルにチェックインしました。お腹がすごくすいていたので、近くのタベルナに行こうとおもったけど、まっくらでした。9時なのに。あれれー。もう旅も終りなのにまだギリシャ人の動きが把握できないー。バスターミナルからホテルまでの間には人がいたようなきがするんだけどな。

コルフ島からレスボス島に移動

コルフ島からバスでテッサロニキに移動、早朝に出発。 コルフ島はイオニア海側。イタリアに近く。 レスボス島はエーゲ海トルコ近くにあります。 左はしから右はしへの移動でした。 バスチケット売り場で言えばフェリーのチケットも買えたらしい。コルフ島と本土と移動する場合、フェリーも当然いるのに。。。いきしのアテネのバスターミナルのお姉さんはキレてたから提案してくれなかったのかな。 テッサロニキはアテネに次ぐ第2の都市で、北部のハブになっているらしい。ここを発着とする長距離バスもたくさんある。国境を超えるバスもたくさんある。バスターミナルについて、ターミナル内を一回り偵察したらすぐに空港へ向かうバスに乗り換えた。空港にいくまでに、市内を通るのだが、大きな都市で、都市+観光地を兼ねているアテネよりも、観光地化してないテッサロニキの方が都市っぽい印象を受けました。 空港について、前日に調べておいた航空会社の受付にいって、チケットを購入。その後フライトまでの余った時間でレスボス島のホテル予約をしようと思ったけど、ガイドブックに書いてある電話番号が間違っていた。他のは実際の建物をみてからきめたかったので、結局予約せずに向かった。 6時発で7時にレスボス島に到着したところですっかり暗いことに気づいた。 さらにバスのタイムテーブルが英語表記じゃない。 近くの人を捕まえて、バスの乗り方を教えてもらった。 1時間くらい待って、やっとバスがきた。 1時間くらいあてもなく待つが余裕であることに気づく。 別にバスこなくても朝まで空港にいればいいし。その方が安全なんじゃないかと思えてきた。 市内へ移動の際、バス内アナウンスがないし、夜に降りるところ失敗したくないので、隣の人と、バスの運転手さんに市内の中心でおろしてもらうようお願いした。みんな親切。話しかけるとにこっとしてくれる。 市内は、港にそって道があって、その外側にずらっとカフェがならんでいる。みんなお酒を飲んでにぎやかになっていました。1件目のホテルは満室で、ダブルしか空いてないとのこと。2件目は満室、3件目も満室。でも受付のお兄さんがいろいろが教えてくれるのですが、誘導されてとまるのやだなと思って、1件目のホテルのダブルに泊まりました。 朝起きると、目の前が港でさえぎるものがなく、南向きのようで、太陽が正面から照り付けてきて目があかないくらいまぶしい思いをしました。さらに気温も高く、まだハイシーズンだからホテルが空いてなかったのかもと想像したけど、ただ私の部屋が窓が開かなくて、温室みたいになっていただけで、外は涼しかったです。 1晩目のホテルの印象が良くなかったので、ホテルのグレードを上げて探す。ネットで検索してみたが、どこもだめで、地元の観光案内で聞こうと思ったけど、念のため泊まりたいホテルに電話したら部屋が空いてた。 チェックインして、町を見て回って、そういえば、部屋の値段聞いてない!と思って 聞いてみたら想像の半額だった。わーい。 ここはでも英語表記も少ないし、英語をしゃべる人がすくない。 外国人来ないのかな。 これには大変困っております。 でもみんな親切さは十分。 soapが通じなかったのが一番痛くて、soap museumと言ったのに、ただのmuseumを紹介されてがっかり。あんなに何度もsoap soapといったのになー。発音がだめなんだろうなと思って、ギリシャ語でさぽーにというんだと分かって、次はざっくりとレスボス島のさぽーについて知りたいといったら、通じた。ソープっていうか、ショープ。ぽいかも???やはりプロマリに誘導された。でもやっぱビーチの情報はすぐ出てくるけど、石けんの情報はあまり引っ張り出せない。 むしろ、コルフを出る前にアポストロスさんのところに行って、聞いた話の方が、より詳しくて。レスボス島って石けんの発祥の地って知ってる?って聞いてみたら、知ってるも何も。あれは言ってるだけで、本当はフランスのどっかなんだよ。と。 もともと石けんらしきものは、昔の人が、肉を焼いて、肉の油が灰と混じったときになんだかこれで汚れが落ちるよと気づいたのが起源で、(この話は私も知っていた)。 さらにその後、ゲル状なためにポマード代わりに使われて、それでフランスのどこかの人が塩を入れたら固まることを発見したんだよと。 それにレスボス島の石けんは、貴族が自分のために作らせたもので、贅沢な石けんで、ラグジュアリーなもので、コルフの石けんはもっと庶民的なんだと。洗濯とかね。 現在はほとんどの工場はリノベーションされてて、添加物もはいってるよ。 と自力調査では届かないところまでもう知ってしまったんです。 でもまあ博物館があるし。みてきますね。といってお別れしました。 アポストロスさんはいろんな石けん情報を持っているし、道具も石けんもいろいろ収集したり、送られてくるので、展示場を作りたいなと思ってるんだと言っていたので、できたらまた来たいな。 今丁度停電があって、港のこっち側の建物が真っ暗なんですが、このホテル自家発電できるみたいでよかった。

アテネ~コルフ島

アテネからコルフ島へのアクセス。 空路 約1時間10分、130ユーロ。 陸路 イグメニッツア(Igoumenitsa)経由 アテネからイグメニッツアまでバスで約7時間、約30ユーロ。 イグメニッツアからコルフ島までフェリーで約1時間半、約5.80ユーロ。 陸路 パトラ(Patras)経由 アテネからパトラまでバスで約3時間、約15ユーロ。 パトラからコルフ島までフェリーで約7時間、約30ユーロ。 と思ったら、バスでアテネからコルフ島までの長距離バスというの発見。 約9時間半、44.20ユーロ。 パトラ、イグメニッツアから出るフェリーはイタリアへ向かっており、 その中継地点に、コルフ島があるとのこと。 ベネツィアまでいけるらしい。 参考:Ferries from Corfu to Patras (and return) 参考:Getting from Athens to Corfu (and return) 参考:ギリシア・エーゲ海―アテネ・ミコノス島・サントリーニ島・クレタ島 (ワールドガイド―ヨーロッパ)

ギリシャ

ギリシャのコルフ島にパトーニス社という石けん会社の工場を予約すれば見学できるらしい。 丁度本屋に並んでいたTRANSIT(トランジット)6号 ~ギリシア特集 今日もギリシアは美しい~ (講談社MOOK)に書いてあった。 大きな地図で見る アテネ→【飛行機】→コルフ島 アテネ→【バスor鉄道】→パトラ→【フェリー】→コルフ島 コルフ島はギリシャのすみっこ。アテネから結構遠く、道中も楽しめそう。 ですがコルフ島はエーゲ海側じゃなくて、イタリア側なので、 サントリーニ島とか、『マンマ・ミーア』のロケ地(スキアトス島、スコペロス島)などに寄るのは厳しそうです。 でもギリシャは夫とまた来る予定なので、我慢できる。 第4回 (4) ギリシャ・レスボス島の石鹸工場 によるとレスボス島に石けん工場が複数あったが廃墟になっているとのこと。 もっとあるはず。それ以上は現地収集になりそうです。 大丈夫かなー。 話はかわって。 Googleマップが日本語になっててびびった。 Googleマップ、新機能「世界地図日本語版」を公開 けど1か月くらい前からだったんだ。 しょぼーん。 去年ベトナム行く時にハノイみたときは、全然地図があいまいでしたが、現在はちゃんと詳細までできてた。 ハノイ すごいなーすごいなー。 かっこいーなー。