コルフ島からレスボス島に移動

コルフ島からバスでテッサロニキに移動、早朝に出発。 コルフ島はイオニア海側。イタリアに近く。 レスボス島はエーゲ海トルコ近くにあります。 左はしから右はしへの移動でした。 バスチケット売り場で言えばフェリーのチケットも買えたらしい。コルフ島と本土と移動する場合、フェリーも当然いるのに。。。いきしのアテネのバスターミナルのお姉さんはキレてたから提案してくれなかったのかな。 テッサロニキはアテネに次ぐ第2の都市で、北部のハブになっているらしい。ここを発着とする長距離バスもたくさんある。国境を超えるバスもたくさんある。バスターミナルについて、ターミナル内を一回り偵察したらすぐに空港へ向かうバスに乗り換えた。空港にいくまでに、市内を通るのだが、大きな都市で、都市+観光地を兼ねているアテネよりも、観光地化してないテッサロニキの方が都市っぽい印象を受けました。 空港について、前日に調べておいた航空会社の受付にいって、チケットを購入。その後フライトまでの余った時間でレスボス島のホテル予約をしようと思ったけど、ガイドブックに書いてある電話番号が間違っていた。他のは実際の建物をみてからきめたかったので、結局予約せずに向かった。 6時発で7時にレスボス島に到着したところですっかり暗いことに気づいた。 さらにバスのタイムテーブルが英語表記じゃない。 近くの人を捕まえて、バスの乗り方を教えてもらった。 1時間くらい待って、やっとバスがきた。 1時間くらいあてもなく待つが余裕であることに気づく。 別にバスこなくても朝まで空港にいればいいし。その方が安全なんじゃないかと思えてきた。 市内へ移動の際、バス内アナウンスがないし、夜に降りるところ失敗したくないので、隣の人と、バスの運転手さんに市内の中心でおろしてもらうようお願いした。みんな親切。話しかけるとにこっとしてくれる。 市内は、港にそって道があって、その外側にずらっとカフェがならんでいる。みんなお酒を飲んでにぎやかになっていました。1件目のホテルは満室で、ダブルしか空いてないとのこと。2件目は満室、3件目も満室。でも受付のお兄さんがいろいろが教えてくれるのですが、誘導されてとまるのやだなと思って、1件目のホテルのダブルに泊まりました。 朝起きると、目の前が港でさえぎるものがなく、南向きのようで、太陽が正面から照り付けてきて目があかないくらいまぶしい思いをしました。さらに気温も高く、まだハイシーズンだからホテルが空いてなかったのかもと想像したけど、ただ私の部屋が窓が開かなくて、温室みたいになっていただけで、外は涼しかったです。 1晩目のホテルの印象が良くなかったので、ホテルのグレードを上げて探す。ネットで検索してみたが、どこもだめで、地元の観光案内で聞こうと思ったけど、念のため泊まりたいホテルに電話したら部屋が空いてた。 チェックインして、町を見て回って、そういえば、部屋の値段聞いてない!と思って 聞いてみたら想像の半額だった。わーい。 ここはでも英語表記も少ないし、英語をしゃべる人がすくない。 外国人来ないのかな。 これには大変困っております。 でもみんな親切さは十分。 soapが通じなかったのが一番痛くて、soap museumと言ったのに、ただのmuseumを紹介されてがっかり。あんなに何度もsoap soapといったのになー。発音がだめなんだろうなと思って、ギリシャ語でさぽーにというんだと分かって、次はざっくりとレスボス島のさぽーについて知りたいといったら、通じた。ソープっていうか、ショープ。ぽいかも???やはりプロマリに誘導された。でもやっぱビーチの情報はすぐ出てくるけど、石けんの情報はあまり引っ張り出せない。 むしろ、コルフを出る前にアポストロスさんのところに行って、聞いた話の方が、より詳しくて。レスボス島って石けんの発祥の地って知ってる?って聞いてみたら、知ってるも何も。あれは言ってるだけで、本当はフランスのどっかなんだよ。と。 もともと石けんらしきものは、昔の人が、肉を焼いて、肉の油が灰と混じったときになんだかこれで汚れが落ちるよと気づいたのが起源で、(この話は私も知っていた)。 さらにその後、ゲル状なためにポマード代わりに使われて、それでフランスのどこかの人が塩を入れたら固まることを発見したんだよと。 それにレスボス島の石けんは、貴族が自分のために作らせたもので、贅沢な石けんで、ラグジュアリーなもので、コルフの石けんはもっと庶民的なんだと。洗濯とかね。 現在はほとんどの工場はリノベーションされてて、添加物もはいってるよ。 と自力調査では届かないところまでもう知ってしまったんです。 でもまあ博物館があるし。みてきますね。といってお別れしました。 アポストロスさんはいろんな石けん情報を持っているし、道具も石けんもいろいろ収集したり、送られてくるので、展示場を作りたいなと思ってるんだと言っていたので、できたらまた来たいな。 今丁度停電があって、港のこっち側の建物が真っ暗なんですが、このホテル自家発電できるみたいでよかった。

パレオカストリッツア

地元の人と話する機会があると、パレオカストリッツアいったか。 と聞かれるので、きっといいところなんだろうなと思っていってきました。 島の北西に位置するビーチです。 エメラルドグリーンのきれいな海でした。 近くに修道院があるというので、いってみました。 修道院は昔からワインとか、クッキーとか、石けんとか、ポプリを作って売って運営の足しにしてますよね。ね。イタリアのローマとかフィレンツェでも修道院の有名な石けんもあるので、ギリシャの修道院にも何か面白いものがあるかもしれないと、期待していったのですがビンゴ。 古いオリーブプレス機が展示してありました。右側のでぐるぐるとして実をつぶして、左ので押し付けて絞るらしいです。 またこの修道院。ねこを餌付けしていて、10匹近くおります。また人なっつこくて、1匹の写真を撮ろうとしてしゃがむと、背中に乗ってきた子がいました。

PATOUNIS社訪問 しゃべり足りない

製法の紹介。 自宅で素人が作るのがたいていコールドプロセスという熱を加えない方法。PATOUNIS社をはじめ石けん会社はホットプロセス、ヒートプロセスという熱を加える方法で作ります。 日本では、ホットプロセスという言葉を良く聞いていたのですが、彼はヒートプロセスといっていました。聞き間違いじゃなければ。 またこういった熱を加える方法は早くけん化が進むから企業はそれで作ってるんだとも聞いていたのですが、彼は、コールドプロセスは型入れまでに1日くらいだけど、ヒートプロセスは1週間くらいかかるし、こちらの方が手がかかると言っていました。実際に作り始めてから出荷までに6ヶ月かかるそうです。 石けんの紹介。 PATOUNIS社で作ってる石けんの紹介。 一番左のグラデーションになっている4つの石けんは、同じもので、乾燥期間順に並んでいます。乾燥して小さくなり、反り、茶色になってきています。 左から、100%ピュアバージンオリーブオイルで作ったオリーブオイルソープ。 80%のピュアバージンオリーブオイルと、20%のパームオイルのオリーブパームソープ。パームオイルであわ立ちが良くなるそう。 オリーブポマースオイルといって、搾りかすからさらに絞ったオイル100%のグリーンオリーブソープ。表面は茶色ですが、中はいつまでもオイルの緑が残っています。Apostolos氏一押し。ただし彼の父つまり4代目はオリーブオイルソープを一番とおっしゃってたそうです。 ビーカーに入っているのが実際に使っているオイルのサンプル。 けん化のしくみを化学式で。 詳しいことはわかりません。でも化学なんだよということ。 ラボ。石けんに使うオリーブオイルの質を調べたり、液体洗濯石けんの開発を行っているそう。実際に一種類調べてもらいました。この部屋に入れたのが前エントリーでいったドイツ人の好奇心のおかげ。このあと事務室にもはいって、金庫内の写真まで。金庫内は許可があったから写真をとったのですが、中身ではなく、金庫本体が博物館もので、大昔、3人の主要人物がそれぞれ持つ鍵を同時に回さないとあかないようになっていました。 入ってすぐある石けんの販売所。シンプル。 ビニールのパックしてあるのとしてないのがあり、日本は湿度も高いし、パックしてあるものを購入しました。でもやっぱもっとかいにいく。 今日も偶然かばんの中身を探るために立ち止まったところがお店の前で、(気づけ自分)お店は休みなのですが、中で木箱を作っていたそうで、私に気づいてでてきてくれました。はたらきものだなー。 PATOUNIS社の製品の50%は日本に輸出されるからか、ギリシャを訪れる日本人が相当良いことをしたのか、日本人ということで、とりわけ親切にしてもらいました。 工場見学に行った日には、なぜか地球の歩き方(日本語版)がでてきて、コルフでおすすめのパトリカストリッツアのページをコピーしてくれました。さらに、4年ものの非売品のオリーブソープに、オリーブの絵をこれまた手で描いた用紙で包んだものをくださり、一緒にいたドイツ人の方には丁寧に断っておられました。また、オリーブも自分のところで絞ってるんですかと聞いたら、見たいならぜひ見せたいんだけど、今収穫にはちょっと早いんだと残念でした。これから寒くなり、雨も多くなる10月末から、翌年6月くらいまでが収穫の時期だそう。 工場見学ですが、来週は休閑週で、再来週に作業開始とのこと。残念。再来週の前半帰国なんすよね。このまま最後までコルフにとどまるか、どっかいって、また戻ってくるか。とか考えてしまう。 こうしてブログで文章にしながらも質問したいことが出てきた。

PATOUNIS社訪問

念願のPATOUNIS社訪問。 中に入って、すぐは石けん販売所となっており、お姉さんに自己紹介して、見学したいと伝えたら、奥からこの工場の5代目のApostolos氏が出てきて、メールをくれてたねーといって、奥の工場に案内してくれました。 先客のドイツ人女性2人とそのお子さん2人と私の計5人で説明を聞くことに。この方たち物怖じしないので、私も恩恵を受けました。 工場内、手前は石けんを干す場所になっていて、その奥が作業場。というシンプルなもの。この写真は工場奥の作業場の様子です。この小さな工場から世界を魅了する石けんが作られるのですね。この日はある程度固まった石けんを切って、一個ずつ取り分けて干し台に乗せるという作業をしていました。 奥にはかまが3台。1番古い(中央右はしごのかかってるもの)のはもう動いていないが貴重なので保管しているもの。a living museumとおっしゃってたのですが、まさに。そんな感じです。歴史があって、でも今もちゃんと生きていて、かつ魅力が衰えないものがほかにあるのかなかと思うと、ここにいる貴重さにどきどきしました。2番目に古いかま(左上赤茶のもの)はまだ使っているか、まだ使えるか、どう言ったか思い出せない。1番新しいの(中央シルバーのもの)はメインで使っているものだそうです。

コルフ島への移動

バスターミナルAと、バスターミナルAへのアクセスを間違えつつも何とか正解を把握。 コルフ島までのチケットは電話で確認したところ、バスターミナルAで当日とれそうだったので、出発より少し早めにいってとることにしました。夜便というと10時というので、ガイドブックと違うなと思いながら電話をきりました。 7時くらいには暗くなり始めるので、うろうろしたくない。バスターミナルAでlonely planet でも読んですごそうと思ってバスのりばへ向かったのですが、この日は雨がふったりやんだりで。路面がぬれてて、滑って転んで、水溜りにずるっといっちゃいました。痛い。痛いよう。でもギリシャ人やさしい。通りすがりの人が大丈夫かと立ち上がるまでまってくれて、気をつけねといって去っていきました。 8時ちょい前にターミナルAにつくと、ちょうど8時に出るのがあるというのでそのチケットを購入。ガイドブックよりもちょっと安い。時刻表をもらおうと思っていたけど、受付のお姉さんが同僚の男の人たちにキレまくりでこわかったのでやめました。 無事出発。バスは普通っす。日本の夜行バスじゃない。ライトが白と青でギリシャ国旗だなーと。あと休憩時間が長い。特記することはこれくらいです。 アテネからイグメニッツア経由でコルフにいきました。 朝3時半くらにおこされたらイグメニッツアの港。さらに外ははげしい雨と風。 すると突然ドアが空き、数人が降りていく。ついていくしかないと思いついていったらフェリーのチケットを買ってる。ガイドブックよりチケット代が安かったのはそのせいらしい。しかも複数あるチケット売り場の一番はじっこの雨が当たり安いところだけが開いてる。くそうくそう。 さらに雨が激しくなったので一度バスに避難。 だけどまた再チャレンジしてとうとうゲット。 びしょぬれだけど、ブランケットを荷物入れにいれちゃってて、さらにフェリー内は寒く。震えてコルフに着きました。 運よくコルフについたころには雨が上がっていました。 ただ朝6時でまっくらなだけ。どこにも行くあてがないだけ。 ターミナルのカフェでココアを入れてもらい、夜明けまで粘りました。 ブランケットが戻ってきてるとはいえ寒かったー。 8時に開くというインフォメーションにいってみたけど開いてない。 ネットカフェも開いてない。 なんとなくわかってました。 だって夜明けが7時半くらいだもんね。 開くわけない。 ぶらぶらとあるいていると、町並みがものすごくきれいでテンションがあがってきて、散策に切り替え。それもそのはず、私がいたのは旧市街で、世界遺産なのでした。石畳の細い道、坂、階段。建物と建物の間には洗濯物がかかっている。 エメラルドグリーンの海もごみひとつない。 魔女の宅急便のモチーフになってるよといわれても信じる信じるよ。 そういえばコルフについてから時刻表をもらったところ、夜10時の便はありませんでした。こわっ。

アテネ観光

二日目はコルフ島へ移動する予定だったのですが、朝便と夜便が合計3本しかなく、当日コルフ島のインフォメーションで宿を取ろうと思ったので、夜便にしました。朝便は早すぎておきれないだろうというのがもっとも強い理由なんですが、これが正解。 バスターミナルの場所を勘違いしてたんです。午前中バスターミナルまでのアクセスと、コルフ島までのアクセスを確認して、午後はアテネ観光して、夜出発しました。 午後のアテネ観光は、雨のため有名なところは遠くから見るだけにして、アテネに戻った日にいくことにします。 ぶらぶらとゴールを定めず歩き、疲れたらカフェでカプチーノいっぱいでねばり、現地で調達したlonely planet Greece の情報量に感動。すごいわー。 昼ごはんは市場へ。愛想の良すぎる市場の人に驚きながらも、数件しかないけど、一番客の多い店に入る。満席だったので、何度も店の前を往復して席が空くのを待ちました。 ですが、ここはギリシャ語のメニューしかなく、調理担当のボス以外はギリシャ語しかしゃべれないとのこと。先にこの店に入っていた台湾から来たというカップルが手ほどきしてくれました。 魚のグリルを注文。焼いて、オリーブオイルとレモンでいただきました。パンもついてきて、皿をすくって食べます。これに限らずなんでもグリル+オリーブオイル+レモンで食べるところみたい。 2匹食いましたよ!

アテネ初日

ユースホステル屋上からの眺め。 アテネ初日は近所をぶらぶらと歩いてご飯食べて、部屋に戻ったら寝てしまい、夜顔がかゆくて目が覚め、お風呂に入ってまた寝ました。 また初めてのユースホステルですが、いごこちはいいです。目の前にアクロポリスがあって良い眺めです。屋上は夕方から夜にかけて夕陽のアクロポリスを眺めながらお酒を飲むミニバーとなります。とにかく寝ていたので私にはよくわかりませんが。ネットもつながっていたし、何かと日本と変わりなくすごせました。清潔だし。ただお風呂とかの順番待ちはしょうがないっすね。運よくかぶりませんでした。 ただ寝ぼけて同じ部屋の人にむくっとおきて「こんにちは」といってしまい申しわけなかった。夜遊び派の人にしてみたら「起こしてごめん」という感じなんだと思う。気まずそうだった。

石けん発祥の地。プロマリ, レスボス島

先日 「ギリシャ」 で書いていた、 第4回 (4) ギリシャ・レスボス島の石鹸工場 この記事ですが、 レスボス島のプロマリという都市。石けん発祥の地とのことです。 古い石けん工場が修復されて、現在は博物館となっており、道具などがみれるのだそう。 参考:Plomari

アテネ~コルフ島

アテネからコルフ島へのアクセス。 空路 約1時間10分、130ユーロ。 陸路 イグメニッツア(Igoumenitsa)経由 アテネからイグメニッツアまでバスで約7時間、約30ユーロ。 イグメニッツアからコルフ島までフェリーで約1時間半、約5.80ユーロ。 陸路 パトラ(Patras)経由 アテネからパトラまでバスで約3時間、約15ユーロ。 パトラからコルフ島までフェリーで約7時間、約30ユーロ。 と思ったら、バスでアテネからコルフ島までの長距離バスというの発見。 約9時間半、44.20ユーロ。 パトラ、イグメニッツアから出るフェリーはイタリアへ向かっており、 その中継地点に、コルフ島があるとのこと。 ベネツィアまでいけるらしい。 参考:Ferries from Corfu to Patras (and return) 参考:Getting from Athens to Corfu (and return) 参考:ギリシア・エーゲ海―アテネ・ミコノス島・サントリーニ島・クレタ島 (ワールドガイド―ヨーロッパ)