アドリア海沿いにあるクロアチア第2の都市Split(スプリト)。
街はかなり広いのですが、その中心にあるのはローマ帝国皇帝のディオクレティアヌス帝が引退後に移り住んだ宮殿の遺跡です。ディオクレティアヌス帝の死後しばらくして廃墟になっていたのですが、近郊の都市サロナが侵攻されたときに住民が逃れてきて、宮殿の廃墟の基礎をそのまま利用して自分たちの家を建て街を作りました。
その後もつい最近まで様々な民族によって占領や侵攻が繰り返されてきた土地なので、様々な時代のストーリーが伺える最高に面白い都市です。
観光客は、その宮殿内にできた街を歩くだけで十分楽しめます。
歩くとこんな感じになります。
Splitを歩いたときのMovesのログ
GoProをもって歩いてみました
細い通路が入り組んでいて、すぐに迷子になれますが、城壁内はたいして広くないので、すぐにメインの広場に戻る事ができます。
これが元のディオクレティアヌスの宮殿。
ガイドさんの後ろの見える壁が、絵の中の海に面した壁です。今は埋め立てられてエスプラナードとなっており、カフェやお土産やさんが並んでいます。
元の白壁に、赤レンガで保守してしまった例。
3つの別の時代の窓。ガイドさんの言った事をあまり覚えてなくて残念ですが、2つの窓ははっきりと異なる特徴を持っています。真ん中にすでに埋められてしまった窓があります。輪郭がみえるでしょうか?
スフィンクスです。エジプト遠征から持ち帰ったものだそうです。